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ドールとドールハウスの関係
ドールハウスの手作りを始めた切っ掛けは、その前に作ってきたドール家具の手作りからのつながりに遡りますが、では、ドール家具の手作りの切っ掛けはとなると、さて、何だったんだろうかと考えるほど昔話になってしまいます。
思い起すのは、古いアメリカンドールが何体かあって、彼女(ドール)らの着替えのお洋服や装身具を収納する箱のようなものが必要だったことが衣装棚のような家具を作りはじめたことのようであったと思い起します。
それから名年も掛けて、たくさんのドール家具を拵えてきましたが、その殆どは身近な知り合いから広がって、インターネットを介してのオーダーにお応えする形でのお届けものとなりました。
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その間に、家具があるのなら、ドールたちの家も欲しいなって思い立ち、ドールハウスを作りはじめたのが今から10年ほど前のことです。
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もちろんその当時は商品として拵えるなどとは考えもせず、ドール家具をご紹介する画像の背景用として、ドールハウスが必要であったことから作りはじめたと記憶しています。

そのような訳で、私のドールハウス作りの出発点にあったのは、常にドールがいて、そのドールのために必要なもの、という状況がありました。当時、いわゆる「ドールハウス作家」の方々のドールハウスは、ドールではなく、「ハウス」が作品であり、ドールはハウスの中や外の点景のような存在であったように思われます。

私が1/6というサイズのドールハウスを最初に拵えることになったのは、ドールの身長が27cmくらいであったことが、実際の女性の平均的身長を1m60cm程度とし、その約1/6の縮尺寸法なのだと思ったからです。
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これはあくまでも私の思い込みであった訳でして、正確な意味はどうなのか分かりませんが、1/6という縮尺サイズの家具やハウスを拵えるとしたことから「ONESIXTH」というネーミングを商号として掲げた次第です。

いまは、1/6サイズにこだわる、ことなく1/12〜1/3サイズ近くまでの多様なドールハウスのオーダーにお応えして拵えています。ただ、そうした中で考えることは、「ドールのためのドールハウス」という私の原点はそれとして守り続けていくものの、「ドール不在の、より自由な形のドールハウス」というものも作りたいという思いにかられるようになってきたことです。
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それは、恐れ多いことかも知れませんが、かつて「ドールハウス作家」の方々が作品として向き合ってこられていたドールハウスにとても似通ったものなのかも…。

そうした私にとって新しいドールハウス作りへの思いを少しだけ取り込んで創作したドールハウスが、実は今夏に「1/6サマーハウス」として発表し、現在は「1/6ウインドウハウス」と呼び名を変えてご紹介しているドールハウスなのです。そのサイズこそは1/6という以前からのものを継承して作りましたが、コンセプトは明らかにこれまでのドールのためのドールハウスとは違うのです。
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もちろん、ブライスやmomoko、プーリップといった27cmクラスのドールを配してお楽しみいただけるドールハウスであることには違いありませんが、「1/6サマーハウス(現、1/6ウインドウハウス)」は、ドール不在でも存在感あるドールハウスへの試金石となる思いをこめて創作致しました。
そして、今回に限っては、従来のモデルラインナップという方法をやめて、「一つしか作らない」という決意を固く貫くことにしました。

この先、いつになることか自分でも見当すらつきませんが、「ウインドウハウス」での考え方を発展させた2つ目、3つ目として、全く新しい「ドール不在でも存在感あるドールハウス」創作へ向けての思いをあたためています。
実現できるのは、5年、10年先…果てしなくとも、みなさまにご覧いただける新しいドールハウスづくり向けてにチャレンジを続けてまいります。
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by one-sixth | 2016-08-24 22:10 | ドールハウス | Trackback | Comments(0)
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